凡人習慣をやめない限り、職人にはなれない
前回の記事では、「毎日1%の成長」という考え方についてお話ししました。 今回は、もう一歩踏み込みます。 なぜ同じ時間、同じ環境に身を置いても、伸びる人と、伸び悩む人が分かれるのか。...
前回の記事では、「毎日1%の成長」という考え方についてお話ししました。 今回は、もう一歩踏み込みます。 なぜ同じ時間、同じ環境に身を置いても、伸びる人と、伸び悩む人が分かれるのか。...
「毎日1%成長しなさい」 そう言われても、正直ピンと来ない人のほうが多いかもしれません。忙しい毎日の中で、たった1%の変化なんて意味があるのか、と。 でも、木工修業の現場に立ち続け...
高山国分寺の大銀杏が、11月20日に一気に葉を落としましたね。 あの鮮やかな黄色がふっと姿を消すと、「あぁ、いよいよ飛騨にも冬が来るな」としみじみ感じます。 さて、たくみ塾から12...
こんにちは。 11月も中盤に差しかかり、山は秋色に染まりました。 少し前、10月半ばの話になりますが、初級生たちと一緒に清見町内の巨樹・巨木を巡りました。 訪れたのは、源太郎のイチ...
3回にわたって、“作る”ということをいろんな角度から見てきた。 原点を思い出し、責任を知り、型を極める——。 その続きとして、最後は「一歩を踏み出す」話をしたい。 ここまで読んでき...
最近、「自分らしく」という言葉をよく耳にする。 でも、職人の世界では少し意味が違う。 初めから個性を出そうとする者は、たいてい長くは続かない。 たくみ塾では、まず「決められたことを...
“好き”という気持ちは、モノづくりの出発点としてこれ以上ない力を持っている。けれど、仕事として続けていくうちに、好きだけでは届かない壁が必ず現れる。 たくみ塾で最初の半年を過ごすと...
社会に出て数年。建築や設計の世界に身を置きながら、「あれ、自分は本当に“作っている”のだろうか」と感じる瞬間はないだろうか。 図面を引く。プレゼンをする。プロジェクトを回す。どれも...
毎年のように、海外から「入塾したい」という声をいただきます。 けれど、ほとんどの方はお断りしています。 理由はいくつかあります。 まず、言葉の壁。専門用語が飛び交う現場は、日本人で...
10月の暑さがようやく落ち着いたと思ったら、飛騨にはもう冬の足音が近づいてきました。朝晩の空気はひんやりとして、たくみ塾のまわりの山々も少しずつ色づき始めています。郡上から清見へ抜...