【コラム】現場で学ぶということ

品質・納期・原価・利益

を追求する現場で学ぶとは?

 

たとえば、納期

 

ついつい日々の進捗の確認を怠っていると、

今週末の納期に対して、

1~2週間ぐらい遅れているという状況に直面する。

 

どうしてだ?と尋ねると、


  「材料の入荷が遅れたから。」

  「材料が悪かったから。」

  「外注からの入荷が遅れたから。」

という外部要因だけでなく、

  「失敗の手直しに時間がかかって。」

  「機械が空いてなくて。」

などの内部要因も理由として上がってくる。

 

しかしどんな理由であれ、

遅らせられないのが「納期」というものだ、

という認識を持つことが必要だろう。

 

その認識のない上での「理由」は、

納期に間に合わせようとしなかった

言い訳」に過ぎない。

 

実社会に出てみるといい。

「成果」ではなく「言い訳」に

給料を払ってくれるところなどないはずだ。

 

ましてや、

塾生たちは2年間の木工修行に、

言い訳」を練習して上手に言えるように

なるために来たのではないはずだ。

 

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様々なトラブルが発生する状況の中で、

どうしたら納期に間に合わせることができるか

を常に考える姿勢こそ必要だ。

それが、現場で学ぶということではないだろうか?

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だったら

納期に間に合わせるために、残業・徹夜をするのか?

 

その選択肢は、

安易に最初から取るべきものではないだろう。

 

 

まずは、

日々の進捗を確認すること。

その日の遅れを、その日のうちに挽回すること。

翌日に持ち越すから、1周間の遅れとなってしまうのだ。

 

 

そして、

作業の中のムダを見つけること。

 

ここでいうムダとは、

商品に付加価値を与えない動作のこと。

 

モノを取ったり置いたり、

置き替えたり、移動したり、

運んだり、検品したり、

考えたり…

 

所詮、1~2年の木工経験だから、

ムダな動作は少なくない。

 

少なく見積もっても、

5~6割は費やしているのではないだろうか。

 

時には、

ムダな動作を一生懸命やっていることすらある。

 

日々の実習の中で、

ムダを見つけてムダを排除すること。

 

2年間、それを積み重ねていくことだ。

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頭で勉強するのではなく、体で学ぶ。

それが現場で学ぶということ。

それが職人への最短の道。

 

納期が厳しくなった状況こそ、

学びの時間と捉えよう。