作り手として、森と繋がる2日間。~その2

初級生の森林実習も2日目。午前中は、宿となる“木の文化共生創造館”の広い庭の手入れを行ないました。

 

午後からは、移植活動です。

 

森林たくみ塾では、NPOドングリの会の苗畑を管理しています。秋の森づくりの活動でドングリ拾いを行ない、苗畑に播種してミズナラを中心とした広葉樹の苗を育ててきたのです。そして夏の森づくりの活動で、飛騨の山に植樹を行なってきました。

 

20年にわたるドングリの会の活動は、数年前から植樹作業より除伐作業に活動内容が移ってきました。その間にも苗床の苗達はぐんぐん育ち、背丈以上の木に育ってきました。そこで森林実習の時間を使って、これらの苗をたくみ塾の土手に移植をしているのです。

 

“木のねっこって、いったいどこまで深く張ってるんだ?”

 

まずは皆で一本の木を掘り起こします。樹齢5~6年のミズナラの根を顕わにして見るだけで、一苦労の30分。

 

樹を支える直根や養分を吸収するヒゲ根など、根の構造を観察しながら掘り起こしました。

 

 

 

掘り起こした苗を、たくみ塾の土手に移植します。

 

“雪に負けず、元気に育ってくれよ!”

 

昨日の森の手入れで除伐した木を、支柱として有効活用しています。

 

 

移植した二本のミズナラに挟まれて、最後に記念写真。

 

2日間の実習でクタクタかとおもいきや、まだまだチカラが有り余る若者たちでした。

 

つくり手は、素材のことを知るだけでなく素材生産の背景まで知らなければならない。それも、知識としてではなく実感として持つことが何よりも大切だ。

 

来月には、塾生たちとともに“飛越源流の森づくり”を運営する。たくみ塾でいろんな形で森と関わりを持つことで、彼らなりの“自然観”を持ってくれることを願っている。