五感を研ぎすます。

初級生の講座では、“樹から木へ”というテーマで講座が続いている。

 

今夜の講座では、様々な樹種のサンプルピースを手に取って話が始まった。木の名前を覚えるより以前に、自らの五感を総動員して木を理解することから始めている。

 

つまり、重さ、匂い、肌触り、色、木目...を、知識として得るのではなく、自らの五感を通して得るのだ。

 

これがなかなかどうして、難しい。2枚の板を持ち比べて、どちらが重いか軽いかを比較するだけでも、???な顔つきの塾生たち。私たち現代人が、如何に知識偏重で、自らの五感を活用していないかが分かるだろう。

職人としてやっていくには、自らの五感を研ぎすますところから始めなければならない。むしろ、どうやったら五感を研ぎすますことができるかを会得するのが難しいとも言える。